大好きな片思い中の彼。どんなに都合よく扱われても、寝ても覚めても彼のことを考えてしまう…。
それって本当に愛情ですか? 本当に彼を好きなんでしょうか。
彼に対しては全てのことが盲目になってしまうあまり、執着しているだけなのにそれを愛だと勘違いしていう女性は多くいます。
冷静に自分の気持ちを判断しないと、気づいたら何年も彼に執着してしまっていたなんていう恐ろしいことになりかねません。そんな執着にとらわれてしまっている女性の特徴について考えてみましょう。
【1. 嫌われることを怖がりすぎている】
「相手に嫌われたくないから言いたいことが言えない」、「理不尽な要求に従ってしまう」これらに当てはまってしまう人は危険信号です。誰だって好きな相手には嫌われたくないですから多少は見栄を張ったり、気を使った発言をしたりするのは当然です。
しかしそれが度を越してしていて常にそのような態度をとっていては、相手の男性に雑に扱われてしまって当然です。どんな要求も受け入れてくれる相手なんて、大事にしようと誰も思いません。
そしてそんなに媚びてくる女性に対して男性は「この子はどんな見返りを求めているのだろうか」と考えてしまいます。きっとそれは「付き合ってほしい」というようなことなのですが、男性に恋愛感情がなけれればあっさり捨てられてしまうことになります。
【2. 被害者意識が強い】
「どうせ私は遊ばれてるだけ。」と悲劇のヒロインのような発想はいただけません。そのような位置に甘んじているのは自分のせいですよね? 彼に強制されたわけではないはずです。確かに最初は彼の誘いにのってしまったのかもしれませんが、嫌だと思えばいつだって断れたはず。
それができない自分の弱さをまずは認めましょう。「ここまでこの関係を続けてきたのはきっと彼も私に気持ちがあるはず」と期待の気持ちもあるのでしょう。期待があるからずるずると続けてしまうのです。冷静になって考えてみて。彼も本当にあなたへの気持ちがあったのなら関係性をはっきりさせる機会があったはず。今日までその行動がなかったことが彼の答えなのです。
【3. 他の人に目を向ける余裕がない】
彼のことだけを好きでいるというと一途で素敵なようですが、都合のいい立場でのそれはただただ自分を不幸にしていることに他なりません。本当に相手を好きかどうか冷静に見極めるためにも、ほかの人に一度目を向けてみましょう。一人の人を追いかけていると、自分を見失って執着してしまいやすくなってしまいます。
「そんな二股をかけるような失礼なことはできない!」という真面目な方もいらっしゃるかもしれませんが、それはいざその人に交際を申し込まれたときに悩みましょう。付き合うまでいかずデートを重ねるくらいであれば、新しい男性も深く傷付けずに済みます。新しく出会った人を好きになって、もともとの彼をそんなに好きではなかったと気がつくことはよくあります。
新しい男性と比較してもどうしても彼の方が魅力的に映るのであれば、一度きちんと玉砕覚悟でもともとの彼に気持ちを伝えるのをおすすめします。言い方は悪いですが、保険がある状態であれば何もない時よりも強気でいけますし、ダメージも少なく済みます。
【4. 執着とはどういうものなのかを理解していない】
それほどほしいと思っていなくて「少しほしいかも」くらいに思っていたものでも、その商品が売り切れになっていたらすごく欲しくなってしまうことってありますよね。それが執着の始まりです。さらにそれがいつ入荷されるかわからないとなると、ほしい気持ちが強くなっていきます。
「いつ彼に会えるかわからない」というのがこの状況です。こうやって、もともとはそこまで欲しいと望んでいなかったはずなのに、どんどん執着の気持ちが強くなっていくのです。
執着の気持ちに自分が支配されてしまうと、本当に自分がその相手を必要としているかどうかが見えなくなってしまいます。執着の気持ちかどうかを冷静に見極めるためにも、彼のどんなところが好きか冷静にリストアップしてみましょう。あまり思い浮かばなかった場合は執着である可能性が高いでしょう。
【5. 彼の言葉にすがらない】
言葉は簡単に嘘をつけます。都合のいい扱いしようと思っている女性が相手であれば、なんとでも言えます。「出会った頃は優しかった」というのは、最初の猫を被った状態の彼しか見ずに今まで好きと言っていたという証拠。自分を振り返っても見てください。
最初はかなり猫を被って、いいことしか言っていないはずです。彼も同じように、あなたに好かれようといいことしか言っていなかったのです。そこだけを切り取って「好き」と言っているのであれば、相手のかなり表面だけを見て美化して好きと思い込んでいるだけです。
彼の悪い部分や疑問に思った部分も今まであったはずです。そこにもきちんと目を向けてください。言葉や態度ではなく行動をきちんと振り返りましょう。
まとめ
辛い現実を見たくなくて目を背けてしまいたくなる気持ちはとてもよくわかります。でもそうやってずるずると関係を続けていても、辛い結末を先延ばしするだけで何もいい未来は訪れません。自分の大切な時間を誰とどうやって使うのか。それを決めるのはいつだって自分です。
一時の感情に身を任せて突き動かされるのも時には悪くありません。でもそれにいつでも流され続けるのは後々の後悔に繋がってしまいます。幸せな恋愛をするために、執着と愛情の違いを意識し、冷静な判断を意識するようにしてくださいね。