同年代にはない魅力を持つ年上の男性との恋愛は、ドキドキしますよね。
でも、社会人彼氏と学生彼女のカップルは、案外上手くいかないことも多いです。
それはなぜでしょうか?今回は、社会人と学生カップルの恋愛が上手く行かない問題点を、男性心理からひも解いてみましょう。
【1.学生彼女は仕事への理解がないから】
まず、学生彼女は当然ながら、「社会人経験」がほとんどありません。
そのため、社会に出ると、いかに恋愛に割ける時間が少なくなるか、頭の中では理解しているつもりでも、本当の意味で理解をしていないケースが見られます。
そして、少し連絡がないだけで、学生彼女が泣いたり、すねたり、寂しい感情や不満をぶつけてしまうようになると、社会人彼氏が学生彼女の言動にうんざりしてしまうようになります。
仕事でクタクタになって連絡をしなかった時に、「連絡くらいできるでしょ?」と、相手の状況を察することが出来ない学生彼女の発言にがっかりしてしまう社会人男性は多いす。
学生は暇な時間が沢山あるので、「連絡くらい」と考えている人が多いですが、朝早く夜も残業で帰宅が遅い社会人の場合、「連絡すらままならない」という場合があります。
こんな時、社会人男性の忙しさを気遣い、連絡を急かさず、不満を言わず、優しく見守ることができる器の大きな学生彼女は滅多にいません。
そのため、社会人男性はつき合いを続けることが難しいと感じ、学生彼女に別れを告げてしまうのです。
【2.社会人彼氏が職場の女性と比較してしまうから】
社会人彼氏の周りには、「精神的に自立した大人の女性」が職場に沢山います。
状況を的確に把握し、その場に応じてテキパキと冷静な判断をしながら、色々な人のサポートやフォローを行う大人の女性は、社会人男性にとって「頼りがい」「尊敬」「信頼」などを抱きやすいでしょう。
こうした自分で何でも出来てしまう自立した女性を見ていると、学生彼女の「幼稚さ」が目についてしまう場合があるのです。
学生彼女は知らないうちに、自立した大人の女性たちと比較されてしまう可能性があるため、あまりにも度が過ぎた「わがまま」や「甘え」があると、社会人彼氏の気持ちが離れる原因になってしまいます。
【3.どちらかが近くにいる人を好きになるタイプだから】
カップルのどちらかが、「近くにいる人を好きになるタイプ」の場合、交際を長く続けていくことは難しくなってしまうでしょう。
社会人と学生では、会える時間が限られています。
そのため、社会人彼氏は毎日顔を合わせる職場の人間の方が近い存在になりやすいですし、学生彼女にとっては同じ学校の人間が近い存在になりやすいです。
近くで一緒に過ごす時間が多くなれば、当然それだけ仲良くなりやすいですよね。
仲良い人との時間が増えていけば、会えない恋人への気持ちが薄らいでしまうのも仕方のないことです。
人の気持ちの移り変わりを止めることは誰にもできません。
どんなに学生彼女が一途であっても、社会人彼氏が近くにいる人を好きになってしまうタイプの場合、職場などで好きな人を見つけてしまう可能性があるため、恋愛を継続するのが難しくなってしまう場合があります。
【4.学生彼女が結婚相手として向かないから】
交際期間が長いカップルの場合、その先に待っている具体的なゴールは、やはり「結婚」だと思います。
カップルの中には、学生彼女が大学を卒業したら結婚を考えようという話が出ている場合もあるでしょう。
しかし、社会人彼氏の中には、学生時代は本気で彼女と結婚を考えていたけど、社会人になってから、考え方が変わってしまうことがよくあります。
ただ、それを面と向かって学生彼女に言う人はほとんどいません。
「今の恋人と本当に結婚相手して良いのか?」
心の中で最終的なジャッジをした結果、「結婚相手ではない」と判断され、別れを切り出されてしまうことがあります。
こうした社会人彼氏の心の動きは、学生彼女からは全くわかりません。そのため、学生彼女にとっては、別れが突然訪れたように感じます。
しかし、社会人彼氏の中では、突然の決断ではなく、前々から時間をかけてじっくり考えた末の「結論」なのです。
結婚相手として見切られることを予防するためには、日頃からの言動が一番大切になります。
「デートが少ない!」「なかなか連絡をくれない!」と、愛情をねだってばかりだと、社会人彼氏はそれに疲れてしまう可能性があります。
社会人彼氏の気を引きたいのであれば、文句や不満を言うよりも、相手を気遣ったり、優しい言葉をかけてあげるほうが効果的です。
■まとめ
社会人と学生の恋愛は、会える時間が少なく、寂しい思いをすることもありますよね。
しかし、その寂しさを相手にぶつけることは、破局の原因にもつながる可能性があるので避けましょう。
学生彼女は、寂しさや不満という気持ちを自分でコントロールして、会えない時間も一人で楽しめるようにする精神的な自立が必要です。
良い関係を築いていければ、お互いに社会人になった時に、「結婚」という選択肢も出てきます。
相手の気持ちにいつも寄り添い、気遣いの心を忘れないようにしましょう。