ストレスの解消法は昔からたくさん研究されてきました。
最近では社会人になってから職場で同じことを繰り返す毎日に体を壊してしまう人が多いようです。
生きていればどんな人でも少なからずストレスを感じることがあります。大事なのはそのストレスをどのように発散していくかです。
今回は数あるストレス解消法の中でも比較的に簡単に試せる、身近なストレス解消法をご紹介いたします。
同じ場所ではなく、いつもと違うところに外出する。
人は、ずっと家の中にこもっていると気分が暗くなってしまい何もやる気が起きなくなってしまいます。
外に出てお日様の光を浴びて体に良い刺激を与えることはストレス解消に重要なポイントとなります。
悲しいことがあって、どこにも行く気分にならない、家でずっとじっとしていたい。と思うときこそ外出してすぐに気分転換するべきなのです。
1日中家にいてぼーっとするよりも、普段とは違う服で、普段とは違うところへ行き、普段は会わないような人たちと交流するほうがよっぽど悲しい気持ちを忘れられます。
ストレス発散には、新しいことを感じたりする新鮮な気持ちが重要なのです。
つらくてどうしようもない事があっても、くよくよせずに、とにかく外出して新鮮な気持ちを呼び寄せましょう。
楽観的な人を見習う。
同じような悲しい事があっても、すぐに気持ちを切り替えられる人と、ずっとその事を考えていて他の事が手につかなくなってしまう人がいますよね。
すぐに気持ちを切り替えられる人は、楽観的で、大雑把な人が多いです。
楽観的な人たちは悲しい事や、嫌な事があってもそのストレスをあまり深く考えず、受け流すのがうまいです。
今までの自分の性格というのはなかなか変えられるものではありませんが、
ストレスの原因に対する考え方や視点を変えて、楽観的、もしくは少しいい加減に物事を考えてみてはいかかがでしょうか。
あまり、真面目過ぎても、几帳面過ぎてもストレス面ではいい事はありません。
ネガティブになって自分を責めたりせずに、楽観的な人を見習ってテキトーに過ごしてみましょう。
疲れたら無理をしない。がんばらない。
仕事の期限やテスト勉強、大事な大会などがせまっていると、必死に自分を追い込んで無理をしてしまう事もありますよね。
ですが、無理をしすぎているから状況がどんどん悪くなってしまうこともあります。
みんな頑張っているから、自分ももっと頑張らないといけないと思い込んでしまいがちな世の中ですが
本来は自分が限界だと感じたら、そこで一旦やめてまた明日頑張ればいいや。と考えるべきなのです。
無理をしつづけてみんなに無理やり合わせていると、ある日突然自分の中で何かが折れて
いきなり何もできなくなってしまう可能性があります。
適度なストレスは集中する上で大事ですが、過度なストレスは効率も落ちてしまって仕事でも勉強でもスポーツでも逆効果となってしまいますよ。
もう限界だから休ませて、と言うこと、自分の弱みを見せることもストレスをため込まないためには重要なことなんです。
どんなときでも続けられる趣味をもつ
学生でも社会人でも、アルバイトや仕事の他に趣味がないという人がいます。
そんな人は、仕事と同じくらい情熱を持って行うことのできる趣味を見つけるのがいいかもしれません。
休日やることがなくて1日をなんの目的もなく過ごすよりも、一生懸命に行える好きなことを見つけたほうが有意義な毎日を過ごせてストレスも自然と感じなくなるでしょう。
趣味は散歩だったり、絵を描いたり、楽器を弾いたり、ジムに行ったり、なんでもいいのです。
なんでも一生懸命にその道を突き進めば忙しくなって時間を忘れて打ち込めるようになるはずです。
毎日自分で熱中できる趣味を見つけてみましょう。目標を持って取り組むことで継続して続けることができると思いますよ。
恋をしよう。
恋をすることで、今までつまらなかった日常が一気にワクワクするものに変わることってありますよね。
何もやる気が起きない、つまらない、そう思えるときこそ恋をするべきなのです。
恋というのは別に現実の異性ではなくてもいいんです。
ドラマで大好きな俳優を見つけて追いかけてみたり、
好きな歌手のコンサートに通いつめたり、そんな一方的な恋でもいいんです。
もちろん、自分の近くに好きな人、気になっている人がいればその人とお話ししたり、デートしたりするのが一番ですよね。
恋をすることで新鮮な、ワクワクした気持ちに浸ってみましょう。
自然を感じてストレス解消しよう。
最近若い人たちの中で密かなブームとなっているのが、山歩きなんです。
とくに、大学生の間で高尾山や、富士山に登って自然を感じる伝統的な登山が流行っています。
その中でも女子がオシャレなファッションで山登りすることが「山ガール」と呼ばれて有名になっています。
体に負担がないくらいの無理のない登山はとってもいいストレス解消法です。
のんびりと自然を感じながらリラックスすると嫌だったことなんてちっぽけなことに思えてきます。
日頃溜まっていたストレスや疲れも軽くなりますし、悲しかったことも登山が終わる頃にはツラくなくなっているかもしれませんよ。
日頃は体験できないような大自然の景色や動物たちの鳴き声をぜひ経験してみてくださいね。
思いっきり泣いてみる
実は泣くことは、とってもストレス解消になるんですよ。
辛かったこと、悔しかったこと、悲しかったこと、そんな感情たちは心の中に溜め込まないで
涙と一緒に体の外に流してしまえばいいのです。
嫌だったことを思い出して泣くのではなく、感動する映画やドラマをみたり、共感できる音楽を聴いて泣くことでストレスを解消してください。
嫌なことがあっても泣かないで我慢する辛抱強いひとは、いつまでも心の中にモヤモヤが残ってしまうので思い切って泣いてしまいましょう。
また、ぐっすりと眠ることもストレス解消にはとても重要なことなので、嫌なことがあった日は泣ける映画を見て思いっきり泣いてそのままぐっすりと寝てしまいましょう。
朝起きたら悲しかった気持ちは軽くなっているはずですよ。
家族みんなで食事する
最近では家族みんなで食事する文化が昔と比べて少なくなってきています。
少し前までは、食事はきちんと家族みんなが揃ってから食べるという習慣があったようです。
家族で食事をしながら、気軽にみんなで会話をすることは最も簡単で短なストレス解消方法です。
少しの時間でもいいので、毎日家族と顔を合わせて食事をする習慣を続けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ストレスをため込みすぎるとマイナス思考になり体の調子も悪くなってしまいます。
ストレスを上手にコントロールして、ストレスと上手に付き合っていってください。
ストレス解消には、人と会うのが一番です。
人と積極的にコミュニケーションをとり、人のためにちょっとした何かをしてみる。
そうすることで、自分も相手も幸せを感じられることでしょう。