いつもダイエットを頑張っているのに、なかなか成果が出ずに悩んでいる人はいませんか?
食べる量やカロリーに気を付けているのになぜ?
そんな人は、もしかしたら「朝食」に原因があるのかもしれません。今回は、ダイエットで失敗する人によく見られるダメな朝食の特徴についてご紹介したいと思います。
【1.朝早く起きられないので朝食を抜く】
ダイエット中は、1日3食をしっかり食べて、翌日にカロリーを持ち越しやすい「夕食のドカ食い」を予防することが重要です。
朝食や昼食を抜いてしまうと、夕食時にそのツケが回ってしまい、空腹感から暴食暴飲へ走ってしまいます。
そのため、ダイエット中は「朝食」が非常に大事な役割を果たします。
しかし、「朝は弱いから朝食は食べられない」「夜型なので朝食は要らない」と、朝食を軽視したダイエットを行っている人も少なくありません。
本気で痩せたいと考えているのであれば、これまでの生活習慣を変える覚悟で挑む必要があります。
健康やダイエットのためにも、朝早く起きて、朝食をしっかり食べる習慣をつけましょう。
しかし、そうは言っても、現実的に朝食を食べ慣れていない人にとっては、なかなか難しいものですよね。
最初は立派な朝食でなくても良いので、バナナ1本、ヨーグルト、トーストなどの簡単に用意できるものから始めてみましょう。
また、朝食をしっかり食べることによって、朝からしっかり腸が動くようになり、ダイエット中になりやすい便秘の改善にも期待ができます。
【2.前日の夕食を食べ過ぎて朝食が食べられない】
ダイエット中には色々な「敵」が存在しますが、一番の大敵はやはり「夕食」です。
夕食はカロリーが消費できず、脂肪として体についてしまう可能性が高いため、1日3食の中で、もっとも軽く済ませた方が良い食事です。
そして、夕食をドカ食いすると、翌朝胃がもたれたり、空腹感がなくなり、朝食を抜く悪い癖がついてしまいます。
朝食を抜いて1日2食になれば、また強い空腹感から夕食で暴食暴飲をしてしまう可能性が高まります。これでは、いつまでたっても痩せることは難しくなってしまいます。
こうした太りやすい食生活が身についている人は、一度生活習慣をリセットしましょう。
夕食を控え目にして、朝になったら自然とお腹が空くような習慣をつけることが大事です。
また、夕食はできるだけ、就寝時間の3時間前には食べて終えておくようにしましょう。
【3.朝食はパンが好きで昼食や夕食でドカ食い】
女性は朝食にパンを好む人が多いですよね。
忙しい朝に、用意が簡単ですし、何よりも香ばしい小麦の香りは、食欲をそそりますよね。しかし、ダイエットでは、朝食のパンはあまりおすすめできません。
それはなぜか?
パンは手軽で美味しいけど、「腹持ちが悪い」という致命的な欠点があります。
腹持ちが悪い食事によって強い「飢餓感」を生まれると、飢餓を免れようとする本能から、身体が脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
小食でパンを食べても昼までしっかりもつ人は良いですが、いつも昼食前にお腹がグーグーなり、空腹感が強くなってしまう人は、パンの朝食をおすすめできません。
腹持ちが良いご飯の朝食を試してみましょう。
どうしてもパンが良いという場合は、ベーコンやウインナーなどのボリュームのあるおかずを増やすことによって、腹持ちの悪さを改善することができます。
ベーコンやウインナーは、フライパンで焼くよりも、ボイルにすると余計な脂が落ちるのでおすすめです。
また、柔らかいパンよりも、咀嚼の数が多くなり、満腹になりやすくなるハード系のパンの方がダイエット向きです。
バターや砂糖を沢山使ったデニッシュ系のパンは、カロリーが高いので避けましょう。
ご飯も糖質が気になる人は、「玄米」の方が栄養価も高くおすすめです。
【4.おかずが少なく炭水化物に頼ったメニュー】
炭水化物は体のエネルギーとなる大事な栄養ですが、食べ過ぎてしまうと、逆に太ってしまいます。
そのため、炭水化物の量は控え、その分「おかず」で色々な栄養を摂取することが重要です。
朝食はおにぎりだけとか、トーストだけとか、炭水化物頼りになっている人は、これから「目玉焼き」や「サラダ」など、少しずつおかずを増やしてみましょう。
ダイエットで脂肪を燃やす代謝が良い体を作るには、「炭水化物+タンパク質」を意識した朝食を摂ることがポイントです。
「朝は忙しくて何品もおかずなんて作ってられない!」という人には、前日に具沢山のスープやお味噌汁を作っておくことをおすすめします。
冷蔵庫の残り野菜やベーコンなどを、味噌やコンソメなどの調味料で煮込めば、立派なおかずになります。
また、休日など時間がある時に作り置きのおかずを用意しておけば、朝はお皿に盛って出すだけで済むので簡単です。
無理をしないで続けられる自分だけの朝食メニューを、色々と考えてみましょう。
■まとめ
朝食を正しく摂取するだけで、夕食の食べ方や体質まで変わってきます。
1日の始まりである朝食をしっかり食べて、その後の暴食暴飲を予防しましょう。
朝食を少し工夫するだけで、太りにくい体を作ることができます。
炭水化物だけではなく、タンパク質やミネラルなども摂取して、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。