彼のことが大好きだったはずなのになぜか最近イライラが絶えない。
「もしかしたら私たち合わないのでは?」と悩んだときには、次の5点を意識してみればいら立ちも収まり、冷静に考えることができるかも。
勢いだけで大事な決断をするのはとても危険です。
1. 自分の常識や考え方が彼も同じだとは限らない
「好きだったら毎日声が聞きたいはず」や「休日は毎週彼女とデートに行くのが常識」などと、自分の中の常識を彼に押し付けてはいませんか?
これらは世間一般の常識でもなんでもなく、ただのあなたの「思い込み」。
全ての人間が恋愛に対して同じように考えているわけがありません。まずはこの「~なはず」や「~して当然」という考えを捨ててみてください。
そして彼に、恋愛に対しての価値観や付き合い方の希望を聞いてみましょう。ポイントはあなたの考えを押し付けるのではなくて、彼の意見をじっくりと聞き出すこと。
そして、その後にあなたの考えや希望とすり合わせることです。
2. 彼が何かをしてくれることは当たり前ではない
「お店を予約してくれるのは当たり前」「誕生日を祝ってくれるのは当たり前」そう思っていませんか? もしそう思っているならば、これらを叶えてくれない彼には失望してしまうはず。
でもちょっと待って。それって本当に当たり前のことなのでしょうか。
「そうして欲しい」とお願いしたわけでも、「〇日にはここへ行こう」と約束したわけでもないですよね? それにも関わらず彼が何かをしてくれなかったことに不満を感じるのはただのわがまま。
「そうすることが当たり前だ」と思っているだけじゃ彼には伝わりません。本当に何かを彼に望むのであれば、きちんと彼に言葉で伝えることが必要不可欠です。
3. 「彼は他人」ということを忘れない
「他人だからわかり合うのは諦めて」という意味ではありません。少し冷たく聞こえてしまうかもしれませんが、どんなに大好きな彼でも結局はどこまでいっても他人です。
あなたとは全く別の人間。別の人生を歩んできて、別の考えを持っているのです。そんな2人が愛し合ったからといって突然同じ方向を向けるわけがないのです。
「別の人間であること」を受け入れることが、彼の考えや行動を理解する第一歩になります。諦めるのではなく、理解するのです。
そうすればたとえ自分の考えとは違うことを言ったり行動したりすることに不満を抱かず、彼はそういう人間なのだと受け入れることができるようになります。
4. 気持ちの表し方は人によって違う
あなたは「好きな人とは毎日LINEしたい」、「会ったら常に触れていたい」と思っているかもしれません。しかしそれは「あなたの気持ちの表し方」であって「彼の気持ちの表し方」ではありません。
LINEの返信が遅くても、休日は友達を優先されたとしても、彼の愛情が少ないとはイコールではないです。日本人男性は欧米の男性よりも愛情表現が乏しいといわれますが、だからと言って愛情そのものが少ないわけではないのです。
ただ単にシャイな可能性もありますし、そんなことをしなくても十分あなたに自分の気持ちは伝わっていると思っているかもしれません。
彼は彼なりの方法であなたに気持ちを伝えてくれているはず。表現してくれないことをうじうじ悩む前に、彼の行動をじっくり観察してみて彼なりの愛情表現を見つけ出してみましょう。
5. 察してくれないことを責めない
一般的に女性は他人の気持ちを察する能力に長けていると言われています。お母さんがいいタイミングでお茶を出してくれるのも、女友達が望んでいた言葉をくれるのもこの能力のおかげかもしれません。
しかし男性はそうもいきません。本当は家事を少しは手伝ってほしいと思っていることも、もう少しデートの回数を増やしてほしいと思っていることも、言葉にしなければ気が付いてくれません。
あなたが不満に思って不機嫌になったとしても、理由には気付いてくれないのです。溜まりにたまって爆発してしまってからでは取り返しがつきません。
「男性は察してくれないもの」と常に意識しておき、「こうしてほしい」や「これはしないでほしい」ということは溜めずにその場で言葉にしましょう。
「察してくれないこと」を責めてはいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。せっかく好きな人とお付き合いができているのですから、別れを考える前に冷静に自分と彼のこれまでを振り返ってみてください。
上記5つのポイントについて考えてみて、「それでも彼とはやっていけそうにない」と思うのであれば別れを選ぶのは仕方ないのかもしれません。物事は常に自分の受け止め方次第です。
彼の態度をそっけないととるのか自立した大人の距離感ととるのか。仕事ばかりの彼を、自分を優先してくれなくて冷たいととるのか責任感が強いととるのか。全てはあなたの向き合方次第です。