(高校2年生・女性)の質問
2009年頃から流行していますが、明確な定義はなく、女性が自らの生き方、外見的美しさ、センスの良さをアピールすることで自分の存在を示す力と言われています。要するに、女性としての自分を磨くことです。女子力とは、生まれ持った先天的能力ではなく、自分の意識や行動により高めることができます。
では、どんな意識を持ち、どんな行動をしたら女子力がアップするのでしょうか。pick upのライターがこちらの質問にお答えいたします。
外見を磨く
ばっちりメイクをすることが女子力が高いというわけではありません。すっぴんに近いナチュラルメイクでもすっぴんでも構いませんが、洗顔、化粧水、乳液など基本的なスキンケアは重要です。
外出するときは日焼け止めをすること。紫外線の強い夏などは帽子をかぶったり日傘を差すことで、シミ、シワを予防し美しい肌を維持しょう。すっぴんでも淡い色の光沢のあるリップを塗ると、唇が潤い健康的でセクシーな印象を与えます。
ケアが必要なのは、顔だけではありません。髪の毛も美しく健康であってほしいですよね。ショートならともかく、ミディアムやロングヘアであるなら髪型にも気を配る必要があります。
忙しい朝におしゃれな髪型にする時間はありません。髪をひとつに束ねるにしてもかわいらしいシュシュやバレッタを使ったり、ハートのヘアピンでさりげなくとめるだけで、女性らしくなります。ヘアバンドで前髪をあげると大人っぽい雰囲気になりますし、サイドを少し編み込みにしたり、前髪をひねってとめるだけでいつもと違う自分になります。
髪型を変えるだけでがらりと印象は変わりますので、自分が最も魅力的に見える髪型を研究し、周囲の反応を伺いながら、これだ!というヘアアレンジを見つけてください。
女性らしい言葉づかい
いくら外見を磨いても、中身が伴っていなければ台無しです。見た目がとてもきれいな女性の口から「~じゃねえ?」とか「ふざけんな」「やべー」という言葉を聞くと、大抵の男性がひいてしまうでしょう。
このような言葉づかいをしていると品のない女性とみられ、あなたの良さが伝わる前に悪い印象を与えてしまいます。
意識して女性らしい言葉づかいをするように普段から心がけないと、とっさに乱暴な言葉が出てきてしまいます。
突然言葉づかいを変えるなんて無理!と思う人もいるかもしれません。しかし、女性らしい言葉づかいというのは敬語や上品な言葉を使うということではなく、悪い印象を与えるような言葉づかいをしないということです。
必要以上に単語の前に「お」をつけたり、慣れない丁寧な言葉を使おうとすると、わざとらしく不自然に聞こえ、かえって逆効果です。
女性らしいふるまい
外見を美しくし言葉づかいも女性らしくすると、自然と気分もしぐさ、ふるまいも女性らしくなります。意識しすぎるとおかしな行動にでてしまいがちですので、普段の生活でさりげなく女性らしさが出せるようにしたいですね。
何かをこぼしてしまった人にすぐにハンカチやティッシュを差し出したり、脱いだ靴やスリッパの向きを変え並べたり、落ちているごみを拾ってごみ箱へ捨てたり、煙草を吸おうとしている人へ灰皿を持っていったり、料理を小皿に取り分けたり、とやっていることはそれほど大したことではありません。
ちょっとした思いやり、気配りから自然と起こせる行動ですので、自分が女性であることを自覚して優しい気持ちを持ってください。あなたの何気ない気配りで男性の大半はグラっときますよ。
必要な持ち物
女子力をアップさせるためにカバンに入れておきたいものがいくつかあります。
①ハンカチ、ティッシュ
ハンカチは吸収力のあるタオルハンカチのほうがいいでしょう。2枚用意しておくことで、1枚誰かに貸すこともできます。ティッシュは意外とよく使います。ティッシュをそのままカバンにいれておくと、ぐちゃぐちゃになってしまいがちですので、かわいらしいティッシュケースに入れることでティッシュをきれいな状態に保ち、さらに女子力もアップします。
②ウェットティッシュ
ティッシュ同様、持っていると便利な品です。手を洗いたいとき近くに水道がないときに重宝します。さっとウェットティッシュを差し出されれば好感度もグッと上がります。
③絆創膏
自分や誰かがけがをしたとき、履き慣れない靴で靴擦れを起こしてしまったときなど、絆創膏はとても便利です。男性で持っている人はまずいないですから、絆創膏をカバンに入れておくだけであなのた母性の高さ、気遣いが評価されるでしょう。
④ヘアゴム
食事をするときなど髪の毛が邪魔になるときに必要です。口の中やスープに髪の毛が入るようなら結ぶほうが見た目もすっきりします。女性の髪を束ねたり、ほどいたりする姿を目の前で見るとキュンとくる男性は多いようです。
⑤リップスティック
食事をするとリップの色もとれてしまいます。色つきの薬用リップスティックを入れておくと乾燥防止にもなります。リップスティックは持っているだけで自分が女性だという意識を高めます。
⑥ハンドクリーム
携帯用のコンパクトなハンドクリームならそれほど場所をとりません。絆創膏などせっかく渡しても、その手がガサガサに乾燥していたら、受け取った男性も少し引いてしまいます。乾燥の時期には必需品です。
女性らしい趣味や特技を
男性が理想の女性に求めることの上位に、料理が上手なことが入っています。最初から料理が得意な人はいません。苦手な人も簡単なものから挑戦し、料理することが楽しいと思えるようになってください。
女子力を意識すると、お菓子作りに走る傾向がありますが、お菓子作りは分量をきっちり量らないと失敗することが多いので、まずは簡単にすぐできる料理を作って徐々に自信をつけてください。料理の他に、裁縫、ハンドメイド、茶道、華道、ピアノなどが女子力の高い趣味にあげられています。
本格的な習い事は簡単に始めることもできず、ハードルも高いです。難しく考えずに、花が好きで庭で育てている、スマホをキラキラにデコレーションするのが得意、いろいろなカフェに行くのが好き、そういったことでも女子オーラは十分にでています。
自分の好きなこと、得意なことを身につけて女性らしさにさらに磨きをかけてください。
まとめ
女子力とは、女性としての自分を磨くこと、周囲から女性らしいと思わせることができる力です。先天的な能力ではないので、現時点で女子力がゼロの人も自分の意識や行動により女子力をアップすることができます。
外見をきれいにすることで、自然と女性らしい気持ちなります。もちろん、外見だけでは女子力アップにはならず、普段の言葉づかいやしぐさ、ふるまいが重要です。
優しい気持ちでいると自然と女性らしくふるまうことができ気配りもできます。また、カバンの中に、ハンカチ、ティッシュの他、ウェエットティッシュ、絆創膏、ヘアゴム、リップスティック、携帯用ハンドクリームをいつも入れておくと女性らしさ、好感度がアップします。ティッシュや絆創膏はかわいらしいものを入れておくと、さらに女子力がアップします。
女性らしい趣味に、料理や裁縫、茶道、華道などありますが、難しいことを始めるのではなく、かわいらしいものを集めること、100円グッズでDIYをするのが好き、など女子力を高めるような自分の好きなことを身につけてください。
自分が女性であることを自覚し意識することで、外見も内面もきれいになるでしょう。男性からも女性からも素敵!と思われる女性を目指してください。そして、女性であることを楽しんでください。