ふくらはぎが太いと、ふくらはぎを見せるのに抵抗がでて、パンツスタイルやロングスカートばかりになってしまいます。夏にはやっぱりショートパンツや短めのスカートも履きたいですよね。そこで今回は、ふくらはぎを細くするための運動やストレッチなど、さまざまな方法をご紹介します。最初に、自分の理想のふくらはぎのサイズも把握しておきましょう。
【1.理想のふくらはぎサイズ】
自分に合ったふくらはぎのサイズを知っていますか。きれいに魅せるためには、ある程度の太さも必要で、脚全体のバランスが重要になります。あまり細すぎる脚は、棒のようになってしまうのです。まずは、自分に合ったふくらはぎの理想サイズを知ることが必要です。
ふくらはぎだけでなく、体の理想的なサイズは、身長に関係しています。
理想のふくらはぎの太さ=身長×0.2
と言われています。例えば、身長160㎝の方は、ふくらはぎの理想サイズが32cmという訳です。32㎝はそこまで細いふくらはぎではありません。しかし、これ以上細くしてしまうと、全体のバランスが悪くなってしまうので、適度に筋肉のついたふくらはぎを目指しましょう。
【2.ふくらはぎを細くする運動①ウォーキング】
まずおすすめの運動方法として、ウォーキングがあります。脂肪燃焼や血流を改善する効果が期待でき、生活に取り入れやすい運動方法です。
ウォーキングは20~30分がおすすめで、通勤や通学時に歩くことでも取り入れられます。ウォーキングの際には、自分に合ったペースで、呼吸を安定させながら行いましょう。また、かかとから着地してつま先で蹴りだすことを意識して、歩いてください。腰を少しだけ回転させながら歩くと、効果的なウォーキングができます。
歩き方が崩れると、ふくらはぎを細くするどころか、太くしてしまう場合もあります。ダイエット効果が減ってしまうので、正しい歩き方を身に着けることが必要です。
【3. ふくらはぎを細くする運動②ランニング】
ダイエットでは定番の運動であるランニングは、ふくらはぎ痩せにもおすすめです。運動不足の解消もできるので、挑戦する人が多いメニューになります。ランニングをする際に、必ずストレッチを行い、けがをしないようにしてください。
ランニングのポイントは、肩に力を入れずに、一定のペースで走ることです。また、ランニングシューズで土の上を走ると、足にかかる負担を減らすことができます。
【4. ふくらはぎを細くするマッサージ】
ふくらはぎを細くするためには、運動だけでなくマッサージも大切です。
まず、足首を両手でつかみます。このとき、親指を前にして、残りの指4本を後ろ側に持ってきます。指先で押しながら、膝までまっすぐ引き上げます。これを両脚5回ずつ行ってください。
ふくらはぎの後ろ側の筋肉や脂肪をつまむようにマッサージをするのも効果的です。「これだけ?」と思うかもしれませんが、ふくらはぎのマッサージで血液を心臓に送り出すイメージです。血行を良くすると、冷えの改善や脂肪燃焼につながるので、ふくらはぎの血流を助けるようにマッサージしてみてください。
【5.ふくらはぎを細くするストレッチ】
固まったふくらはぎの筋肉をほぐすためには、ストレッチも効果的です。
まず、両手を壁につき、左足をまっすぐ後ろに引きます。アキレス腱を伸ばす姿勢のイメージです。このとき、かかとはしっかりと床につき、ふくらはぎだけでなく太ももの裏側も伸びているようにしてください。両側20秒ずつ行いましょう。
次に、壁の前にまっすぐ立ち、左手を壁につきます。右手で右足をつかんで、太ももの前面を伸ばします。両脚20秒ずつ行いましょう。
ふくらはぎを細くするためには、凝り固まった太ももを伸ばすことも必要です。ストレッチにはさまざまな方法があるので、慣れてきたらいろいろなストレッチにチャレンジしてみてください。
【6.ふくらはぎを細くする筋トレ】
「筋トレをすると、ふくらはぎが太くなるんじゃないの?」と思う方もいると思います。しかし、筋トレはふくらはぎにきれいな筋肉をつけ、脂肪を燃焼させてくれます。短期間でふくらはぎ痩せをしたい方は、筋トレがおすすめです。
「スタンディングカーフレイズ」と言われるもので、一般的につま先立ちの状態です。足を肩幅に開いて、背筋を伸ばして立ちます。このまま、つま先立ちをして、かかとを限界まであげてください。この状態を1秒キープして、かかとをゆっくりおろします。かかとの上げ下げを50回繰り返します。
料理中や電車を待っている間など、簡単にふくらはぎを鍛えることができます。このとき、かかとの上げ下げを早く行ったり、壁に行ったりすると、ふくらはぎを太くしてしまうことがあります。正しいやり方で行うようにしてください。
まとめ
ふくらはぎを細くするための方法は、運動やストレッチ、筋トレなどいろいろあります。生活に取り入れやすいものもあるので、自分ができそうなものから挑戦してみてください。無理をするとフォームが崩れて、ふくらはぎ痩せがうまくできなくなるので、適度に行ってくださいね。